General 虫歯治療
歯が痛い、しみる、欠けたといった
症状のご相談に応じています。
一般歯科(虫歯治療)とは
一般歯科(虫歯治療など)とは、痛い歯(虫歯など)の痛みを取ることから始まり、歯周病の予防と治療、歯がない部分を補う補綴(ほてつ)、口腔外科的な疾患の治療などを行う分野です。
歯科がもともと中心として行ってきた内容ですが、小児歯科、矯正歯科、口腔外科など専門の標榜科と区別する意味で用いられます。
各種保険が使えます。(通常の診療は保険で行います。)
根管治療(歯の神経の治療)
根管治療が必要になるのは、歯髄炎と感染根管が半々、あるいは歯髄炎のほうが若干多いとされます。感染根管の場合、そのほとんどがすでに治療が終わった部位の再発です。
根管治療をはじめたら、1週間に一度の通院はキャンセルしないでください。神経を取った歯(抜髄した歯)には間もなく細菌が感染しますし、感染根では細菌がどんどん増殖していくからです。通院が不定期になれば、どんどん悪化していきます。痛みが出てくればよいのですが、痛みが出ない場合も多いです。
他の疾患でもそうですが、「痛くないなら大丈夫」と思っていたら大間違いです。「痛くなったから治療しなくてはならない」のではありません。「悪くなっているから治療が必要」なのです。
歯周病治療・クラウンブリッジ
歯周病は生活習慣病の一つです。クラウンブリッジでは、体に安全な(金・白金を主成分とした)金属を使用します。
虫歯は伝染する
「発掘!あるある大辞典」でも取り上げられていましたが、虫歯は伝染する、という事実はご存じでしょうか。
虫歯自体が伝染するわけではなく、虫歯の原因菌が伝染します。伝染する可能性が高いのは幼少の頃です。口移しで食べ物などを食べさせてあげるほほえましい光景は、無菌状態の子どもの口の中に親の虫歯菌を伝染させているという、子どもからすれば全く迷惑な状態でもあります。
これから子どもを生もうと考えている方は、まず虫歯の治療と入念な歯磨きで、自分がまず虫歯にならないようにすることが大切です。子どもも甘やかしてはいけませんが、自分も甘やかしてはいけないということですね。
お口に潜む水銀化合物・アマルガムの危険性
アマルガムとは
アマルガムとは「歯科用水銀アマルガム」の略で、主に虫歯治療で歯に詰める歯科治療用材料です。
アマルガムの組成は、銀35%・スズ9%・銅6%・少量の亜鉛、そしてあとは水銀です。水銀の占める割合は、全体の約50%にも及びます。
アマルガムは以前、健康保険の適用材料として認定されており、一般的に使用されてきました。今から10年くらい前に詰めた奥歯の金属はアマルガムである可能性があります。以前に、奥歯の虫歯を治療したことがあり、その部位に銀色の詰め物がある場合、アマルガムである可能性があります。
そのように、広く普及していたアマルガムですが、70年代をピークに、近年では使用量は減少しています。現在でも、医院によっては使用されている場合もあるようですが、アマルガムの安全性を疑問視する声もあがっています。
海外におけるアマルガム撤廃の動き
アメリカでは、アマルガムを撤廃する方向に進んでいます。イギリス厚生省は1998年、妊婦のアマルガムの水銀が体内に吸収され、胎児まで届き、また母乳まで移行する危険性があると発表しています。
スウェーデン政府健康福祉局も妊婦は胎児の安全のために妊娠期間中にアマルガムの治療を受けてはいけないと発表しました。このことは、最近の研究により確認されています。(46名の母親の母乳を検査すると、アマルガムの詰め物が多いほど母乳中の水銀濃度が高いという研究。)
アマルガムへの対応
当院ではまず、問診、各種口腔内検査・診査を行い、口腔内のアマルガム充填物(詰め物)の有無と、過去の治療部位に二次虫歯など歯科疾患が存在するかどうかを確認いたします。その後、診療方針を確認したうえで、必要に応じた虫歯の検査・治療を行います。
お気軽にご相談ください。
虫歯の進行と治療の目安
虫歯は歯の表面についた歯垢(プラーク)が歯の表面を脱灰してできるものです。予防には早期発見・早期治療とともに、プラークコントロール(ブラッシング)が必要と考えられています。当院ではブラッシング指導やフッ素塗布等も行っています。
痛みを感じたら早く来院していただければ、歯の神経の治療(根管治療)をせず、詰め物だけで治療できることがあります。進行の段階によって治療の内容が変わります。痛みがなくても、早めに確認した方が削る量を抑えやすいことがあります。
C0
歯の表面が溶け始めた状態です。適切なケアとフッ素塗布で再石灰化を促し、削らずに経過観察できる可能性があります。
C1
痛みはほとんどありませんが、放置すると進行します。虫歯部分を最小限削り、歯科用プラスチック(コンポジットレジン)で修復します。
C2
冷たいものがしみるようになります。虫歯の範囲に応じて、詰め物や部分的な被せ物で修復します。
C3
強い痛みを感じることが多く、根管治療(歯の神経の治療)が必要になります。通院回数は一般的に3~5回程度です。
C4
歯の大部分が失われた状態です。保存が難しい場合は抜歯を検討しますが、可能な限り歯を残す診断を行います。
再発を防ぐために
同じ場所が何度も虫歯になる、詰め物が取れる、といった経験がある方は、穴を埋めるだけでは足りないことがあります。なぜ虫歯になったのか(磨き残し、糖分の摂り方、唾液の量など)もあわせて見直します。
- 必要以上に削らず、残せる歯質を大切にします。
- 神経を取ると歯は脆くなりやすいため、残せる場合は残す方針を検討します。
- 詰め物の段差や隙間は、汚れが溜まり再発しやすいため、適合にも留意します。
- 治療と並行して、ブラッシング指導やフッ素塗布などの環境づくりも行います。
長く通院していなかった、見せるのが恥ずかしい、という方も、その時点からできることを一緒に考えます。まずはご相談ください。

