Prevention 予防歯科
痛くなってから通うものだと
思っていませんか。
定期的なケアをご案内します。
予防歯科とは
歯医者さんは虫歯の治療のために通うところ...?
悪いとこはないと思っていても、いったんトラブルが起きると生活に支障をきたすこともある私たちの身体。歯は、その最たるものではないでしょうか。
歯科医療は、近年その重要性が指摘されている「予防医療」がもっとも進んでいる分野です。
中神駅前歯科・口腔外科では、歯磨きの状態・口の中の状態により、セルフケア(毎日の歯磨きなど)とプロフェッショナルケア(診療所で行う予防)を同時に行い、患者様と一緒に予防に取り組んでいます。
お子様からご高齢の方まで、ご家族で落ち着いて通っていただける医院でありたいと考えています。
今までの歯科治療は、歯や歯ぐきが悪くなってから治療を行ってきました。しかし、悪くなるたびに治療していたのでは、本当の治癒は期待できません。
虫歯も歯周病も細菌が感染して起こる病気です。そのメカニズムも、ほぼわかっているため、虫歯も歯周病も、現在では予防できる病気になってきています。
虫歯予防対策には、フッ素の力が一番効果的だと考えられています。歯質を強化して虫歯になりにくくする、酸に負けない強い歯を作ることができます。
歯は生えたての時はまだ結晶構造が弱く成人の歯に比べると、非常に弱いものです。そのため虫歯になりやすい状態であるといえます。フッ素を塗布することによって、その弱い結晶構造を強くします。その結果として虫歯に対しても抵抗力が期待できます。
歯周病と定期検診
歯が抜けるには、様々な原因があります。その中で最も多いのが歯周病によって歯を失うケースです。
虫歯には一度もなったことがないにもかかわらず、すべての歯を失ってしまうことも少なくありません。そうならないためにも当院では定期検診をおすすめしています。(症状により1~6か月ごとに来院)
定期メンテナンスでは、歯周病の管理、ブラッシング指導、食生活の指導を行います。予約はお一人ずつ、45〜60分を目安に取っています。一度に見る範囲が広がるので見落としが減り、お話を伺う時間も取れます。内容によっては、通院の回数を抑えられることがあります。
お子様のメンテナンスでは、フッ素塗布、シーラント、口腔機能トレーニング、歯並びの確認もあわせて行います。歯石の除去だけをご希望の場合は、これより短い時間になることがあります。親知らずの抜歯などの口腔外科も、院内でご相談いただけます。
PMTC(歯のクリーニング)
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング=専門家による機械的歯面清掃)は、歯のクリーニングです。歯周病や虫歯のリスクを減らすことを目指します。
歯周病や虫歯を引き起こす元になる歯垢(プラーク)は粘着性があるので、雑なブラッシングでは歯がたたない、何ともやっかいな存在です。
バイオフィルムを取り除くには毎日の丁寧かつ適切なブラッシングが必要ですが、何事も完璧にするのは難しいものです。
歯ブラシが届きにくいところに、バイオフィルムの切れ端が残ってしまうことが多いんです。それをきれいに取り除けるのがPMTCです。
所要時間は30分程度。痛みはほとんどありません。「途中で居眠りをしてしまう患者様もいらっしゃいます。痛みや出血がないのが、ほかのケアと一番違うところではないでしょうか」(当院歯科衛生士)
一人平均残存歯数の比較
ブラッシングを自分なりにしっかりして治療もきちんと受けていても、80歳の時点で歯の数が少なくなるケースがあります。定期的な予防に取り組んだ人では、より多くの歯を残せるという報告があります。日々のケアと定期検診の両方を続けることが大切です。
定期検診の内容
治療が終わったら、定期検診を受診されることをおすすめします。どんなにきれいに磨いても、歯石や着色はついてくるものです。当院では、その患者様に合わせて定期検診を行っています。
- お口の中のチェック
(歯、歯ぐき、歯並び等) - レントゲン撮影(必要に応じて)
- 歯石除去(スケーリング)
- プラーク除去
- ブラッシングの確認
定期検診は、各受診者のお口の状態によって、3~6か月ごとに実施しています。予定日が近づきましたらハガキでご連絡いたします。あらかじめお電話などで検診予定日をご予約いただきます。「PMTC」・「フッ素塗布」を行うとより効果的です。
特に治療対象部位がない方も、お口の状態の維持・増進のために定期検診をおすすめしています。痛いところがなくても、確認のために来院いただいて構いません。
治療のあとが、予防の始まり
歯は削るほど脆くなり、失った歯質は元に戻りません。痛いときだけ通うのと、定期的にメンテナンスするのとでは、数年後のお口の状態に差が出やすいと現場でも感じます。
- 現状の確認歯ぐきの検査やレントゲンなどで、なぜ悪くなったのかを一緒に確認します。
- 原因への対応虫歯や歯石の処置と並行して、磨き方の指導を行います。
- 再評価治療が一通り終わった時点で、汚れの付きやすさやセルフケアを見直します。
- 定期メンテナンス3~6か月ごとを目安に、歯垢(プラーク)の除去とチェックを続けます。間隔はお口の状態に合わせて決めます。
フッ素塗布は、歯質を強くし、初期の変化を再石灰化へ導く助けになります。お子様だけでなく、大人の予防にも用います。歯周病と全身の健康(糖尿病、心疾患、誤嚥性肺炎など)との関連も指摘されています。
定期検診でよくあるご質問
Q.痛いところはないけれど、歯石を取るだけでも来ていいの
「歯医者さんは歯が痛いときに行くものだ」と思っている方が多いようです。歯石は歯磨きでは取れません。歯石は歯周病の主な原因です。
お口の中がいつでもきれいでいられるように、歯科衛生士が歯石を取ったり、歯ブラシ指導などをさせていただきます。同時に虫歯のチェック、歯ぐきの状態など、アドバイスもいたします。
Q.歯石を取るのって、痛そうだけど
機械(超音波)でお取りします。少し歯に響きますが、痛みは少ないことが多いです。あまりにお痛みを感じられる方は、手用の器具で取らせていただきますので、遠慮なくおっしゃってください。歯石を取ったあと、1週間ほどしみることがありますが、すぐに治まります。
Q.時間と費用はどれくらい
およそ15~30分くらいです。予約時にお一人ずつ枠を設けてありますので、ゆったりできます。費用は、3割負担で3,000円弱くらいです。

